REIT(不動産投資信託)ブーム続く

【REIT(不動産投資信託)ブーム続く】アメリカでは、不動産市場が底打ちしたといわれる九三年頃からREIT(不動産投資信託)人気が盛り上がっています。REITは世界でアメリカにしかない不動産専門の投資形態ですが、ここまで人気化するからには、REIT投資に何か特別なメリットがあるからに違いありません。ここではREITの歴史と定義、その基本的なスキームと市場の担い手、それに最近の動塗向に至るまでREITについてスタディーしたいと思います。REITとは何か-REITとはリートと発音します。日本語訳では不動産投資信託となりますが、最も適切な訳語は「不動産専門に投資するクローズド・エンド型のミューチュアルファンド」とでもなりましょうか。ただし、アメリカと違って日本では信託に対するなじみが薄いので、なぜ一般の投資家が信託に投資することができるのかが理解できない人が多いようです。そこで、日本におけるより現実的なREITの説明としては、「不動産に投資することに特化した株式会社」といった方がいいのかもしれません。投資家は、不動産の持分ではなく、ほとんどの場合REITの株式や転換社債等の派生商品を購入することになります。